注射による花粉症治療
花粉症の季節がはじまると毎日、朝晩お医者様から処方されたお薬を飲むのを日課とされる方が大変多くいらっしゃると思いますが、飲み忘れてしまったり、薬が切れたらまた病院へもらいに行ったりと正直、面倒だとお思いの方も多くいらっしゃる筈です。
そんな治療より、注射の1本でもして簡単に花粉症を予防できないものなのだろうかと忙しい現代人は考えるのではないでしょうか?
そう考えながら長い事、薬による治療を続けてきた皆様に朗報です。
実は注射による花粉症の治療もあるにはあるのです。
花粉症に対する注射には4種類あり、それぞれきちんとした効果が有ることが報告されています。
それらは減感作療法、免疫療、ヒスタミン添加免疫グロブリン、星状神経節ブロック、副腎皮質ホルモンなどが主なものとなっています。
中でもすぐに治ると言われるのは、副腎皮質ホルモンの筋肉内注射です。
これを行うことで比較的高い治療効果が得られると思いますが、アレルギーの専門家が花粉症に対して行うことは残念な事にほとんどありません。
その理由は副腎皮質ホルモンの副作用の問題と、他に地道で安全な治療法がたくさんあるからです。
花粉症と免疫
花粉症の人にとって、恐ろしいものといったら、まさにこの花粉でありますが、花粉をもって花粉を制すという考えから、この花粉を使った治療法があげられています。
花粉のせいで花粉症に苦しんでいるのに、どうして花粉を体内に入れなきゃいけないの、そう考えるのはごもっともですが、ちょっと考えてみてください。
花粉症は人間の体の中にある免疫を担当する細胞が、体の中にはいってきた花粉を異物とみなすから、排除しようとしてくしゃみや鼻水やかゆみなどが起こる訳です。
今までの考えだとそれならば人間の免疫をあげようとか、もしくはあまり免疫が反応しないようにしてようとか、そういう事ばかりが着目されていました。
しかし、花粉が体内に侵入してきても異物とみなさなければ問題はないのでは、という発想の転換からこの治療法が開発されました。
常に花粉をずっと摂取すれば花粉症の症状は起こらないのでは,という少々荒治療的ではありますが、斬新な考えとも言えます。
治療は花粉を溶解した液体を舌下の粘膜に数滴たらしてじかに摂取するという方法で、一般的に1年もしくは数ヶ月かけて病院に通い1週間に1度もしくは、1ヶ月に1度程度の割合で花粉溶液を摂取するだけです。
また慣れてきたらたまに検査治療を受けるだけで<後は病院には溶液をとりに行くだけで自分で摂取する事もできます。
残念な事に現段階ではまだ、一般の医療機関では受けられない治療のようですが、かなり効果があるとのデータが上がってきているようです。
最近では同じ考えから杉の葉茶を飲む、スギ花粉入りの飴をなめるなど市販のものでそういった対策をとっている人も多くいらっしゃいます。
毒をもって毒を制すといいますが、まさにこの方法がそうですね。
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